
こんにちは、サイト管理人のフルムーンこと、小説の作者である朱耀 満月(しゅよう みつき)です。久しぶりの更新になりますが、これでも毎日地道にできることからコツコツと書き続けております。理由は絶対やる!描き続けると決めたからです!(^^)!
何はともあれ、今年中には出版すると決めていた『AGE-原罪-2巻』が、電子書籍と紙書籍が発売されました(やった、SCARLET同様に有言実行実現!!)(≧◇≦)
このAGE-原罪-2巻は、本当に思い入れがある”入魂の一冊”となりました。主人公ドゥーシェの戦闘機パイロット・ジャンジャック=スオウの生い立ちから名を馳せて、想像をしえないような挫折と葛藤の追憶の物語をメインにかいております(笑)(#^.^#)

家出してやむを得ず入隊した軍隊で出会った同い年の少年、ライハ・ユウト=ハインリヒとスオウは、下っ端一兵卒の中でもポンコツのポンコツで、この最底辺二人は本篇の中でもマジでバカなことばかりやらかしてます(笑)
親としてはかわいくて仕方ないのですが(バカなヤツほど)(;´Д`)ちなみに、スオウと作者の私は実は同じ年齢での設定になっているのですが(とっ、としがバレる(笑))スオウ、あいつ子供のままだったら、もっとかわいがってやったのに….。



いつも輝くような笑顔をたたえて明るいユウトですが、実は想像を絶するような経験をへて、軍隊でスオウと出会います。絶望の淵に立たされながらもどんな苦境の中にあっても、それでも最底辺ポンコツコンビは生きて、生きて生き抜きます。これからも変わらずそんな日がずっと続いていくと思っていたのですが……。突然の永遠の別れの日がやってきます。いずれにしても、このライハ・ユウト=ハインリヒは間違いなく、スオウのこの後の人生、運命を決定づける存在となるのです。


そしてもう一人の優しき引っ込み思案の青年、アルシュ=アディ。彼は恋人のシャディ=アリアとともに、海に囲まれた豊かな美しい島国で幸せに暮らしていたのですが、ある日祖国は戦争に巻き込まれ、アディはアリアと家族を生まれ故郷に残して戦場に駆り出されてしまいます。



戦場の中で負傷しながらも、それでも最後の最後まで生きることを諦めることはなかった、最後の最後までその鳴き声を響きわたらせる、セミのように……。スオウは彼のそんな生き様を、生涯忘れることはできなかった。
愛する人々との出会いや別れ、ある日突然、信じてやまなかった生き方や信念が悉く崩れ去る時がくる。それでもスオウは固く決意した。
「生きなければならない、ユウト、アディ、それからついでにあの偏屈な軍医、それが俺の答えだ。」
心の中の記憶で生きる大切なものたち、その者たちは間違いなく教えてくれた。”生きる意味”、それから”別れの意味”を。
“蒼き狼”と恐れられ大空に君臨し生き続ける、ジャンジャック=スオウのその後を決定づけた”追憶の生きた証”がぞんぶんに刻まれた『AGE-原罪-2巻』。
きっと日々を一生懸命頑張って生きるみんなの、心強い『応援団』になること間違いなしです!!ぜひ見てくださいね(*^▽^*)(≧◇≦)wwwwwwwwwww。

AGE-原罪-2巻あらすじ~~~~~~~^
母が家を出た後、14歳になったスオウは、ドゥーシェ陸軍に入隊した。一人孤独の中、熾烈な軍隊生活をおくる中で、彼は同い年の少年と出会う。少年の名は、ライハ=ユウト.ハインリヒ。ドゥーシェ国内でも有力な名門貴族出身で、いつも明るい笑顔を絶やさない男である。しかしそんな彼には、幼い頃家族に殺されかけ、かろうじて生き延びたものの、陸軍に捨てられてしまったという壮絶な過去を持っていた。残酷な運命に時に苛まれながらも、それでもユウトの瞳から、光が失われることなど決してありはしなかった。何より命を大切にする、彼の優しさと、輝くように燃える命の煌めきに、スオウはこの上なく羨望と、尊敬の念を抱くようになる。そして二人は決めた、どんなに残酷な運命や苦境の中にあっても、それでも絶対に諦めない、”生きたい”という希望を。
ユウトとの出会いは、やがてスオウを”蒼き狼”とまで呼ばれるようになる大空の覇者、戦闘機パイロットになる、運命へ導くことになる。
そしてスオウにはもう一人、絶対に忘れられない青年との出会いがあった。彼の名は、アルシュ=アディ。アディは故郷に大切な家族や友人、恋人のアリアがいて、日々大好きな絵を描いたり、あらゆる物思いにふけることの多い、小さな島国に住む、どこにでもいるような平凡な青年である。しかしそんな日常は、ある日突然奪われることとなった。彼らの住む国は、第一次世界大戦に巻き込まれ、アディもアリアや家族と離れ、戦場へ駆り出されることとなってしまった。彼もユウト同様、優しい男であったから、同じく戦場にいたスオウが、敵兵に機銃で狙い撃ちされているのを見ると、その危険を知らせようと駆け寄った。そのためスオウは無事だったが、敵兵から放たれた弾丸は、アディの腹部を貫通した。強烈な痛みと渇きに苛まれながらも、それでも彼は、”生きたい”という願いを胸に、最後の最後まであきらめなかった。最後の最後まで、鳴き声を轟かせ懸命に命を燃やし続ける”セミ”のように。
ユウト、アディ、偏屈なビゴット軍医との出会いと別れ、その中でスオウは、揺るぎない決意を固めた。「生きなければならない、ユウト、アディ、それからあの偏屈な軍医、それが、俺の答えだ。」
そして彼らは、もう一つ教えてくれた。”生きる”意味、それから”分かれ”の意味を。主人公ジャンジャック=スオウの、戦闘機パイロットとして、一人の人間としての信念、この先の運命を決定づけた彼の追憶をたどる、作者朱耀 満月の入魂の”第2巻”。
我が国日本は長らくの平和を維持できているが、世界各国では、紛争や戦争が至る所で起こり、それによって巻き起こされる悲しみは、後を絶たない。そんな今、戦争を無くしたい!!その一心で、著者が20年の歳月をかけて構想し、書くことを決めた、これはそんな物語です。太平洋戦争終結から80年の歳月が流れ、戦争の記憶が風化されつつある昨今に、戦争や平和について、考えるきっかけになることを、何より、世界平和の一助に貢献できることを、切に願って書き上げました。


